この記事について
虹色に変化した不思議な結晶、『ビスマス結晶』をご存じですか?ちょっとした実験感覚で作れる神秘的な結晶の魅力にハマる方も多いんだそう!失敗しても作り直すことが出来る鉱物、ビスマス結晶の作り方・注意事項もあわせてご紹介します♪
見出し
ビスマス結晶とは
ビスマスを人工的に結晶化させたものが「ビスマス人工結晶」。
ビスマスは原子番号83の元素で、元素記号はBi。
第15族元素のひとつで、日本名は蒼鉛。
金属としては融点が低く、毒性が無いので整腸剤や化粧品などに含まれています。
人工的に作ることのできる結晶の形が特徴的なことから、人気の金属なんだとか!
美しすぎる結晶ビスマス鉱石 pic.twitter.com/isjmI5WH5X
— 笑いとネタの王国 (@manaka30ak) 2016年10月31日
これがビスマス結晶!
確かに特徴的な色と形で魅入ってしまいます。
この不思議な形は「骸晶(がいしょう)」と言い、結晶の隅および稜の部分のみが急速に成長し、結晶面の中央部の成長が遅れたために面が形成されず、その結果凹んだ不完全な面に囲まれた結晶の形状をいうんだそう。
この「ビスマス結晶」が自宅で作れる・・・?!
自宅で手軽に、と言われてもにわかに信じがたいビスマス結晶ですが、これが本当に作れるんです!
みなさん自宅で作られたんだそう。
一体どうやってこんなものを作るのか・・・調べてみました☆
ビスマスチップを用意しよう
ビスマスチップは、天然のビスマスを加工しやすいようにチップ状にしたもの。
純度は99.99%のものが一般的に手に入れやすいようです。
ビスマスチップ(純度:99.99%)1kg
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佐々木半田工業株式会社
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価格はおおよそ1kgで5000円前後。
お値段的に子供の実験というよりは、大人の趣味といったところでしょうか。