
ハチ公口そば西武渋谷7階にハンドメイド天国⁈
よくテレビに出てくる渋谷のスクランブル交差点。あの交差点を見下ろすビルの隣が「渋谷西武A館」です。そのA館7階にあるのがこちらの「ラ・ドログリー渋谷店」。
実は筆者はプライベートで「心斎橋店」と「池袋西武店」へ伺ったことがあります。特に路面店である心斎橋店は、その外観から「パリ!」という雰囲気を醸し出していて、入った途端フランス旅行をしている気分になれました。
それほど、パリの日常を日本に持ち込んでくれた、フランスのハンドメイド材料だけを販売しているショップ「ラ・ドログリー」。今回はアクセス抜群の渋谷店で店長の水戸さんにおすすめなどを伺いました。
「ラ・ドログリー」のニットは“フランス”ものオンリー
「アクセサリーの材料やボタンがたくさんあったイメージだったんだけど、ラ・ドログリーに毛糸なんてあったかしら」実は筆者のラ・ドログリーの印象は「ボタン」「アクセサリーパーツ」というものでした。そのイメージを店長の水戸さんにお伝えしたところ、
「そうですね、店舗によっては前面に出ている商品が違っているので印象が違うかもしれませんね。素敵な毛糸をたくさん用意していますよ」とのこと。入ってすぐ左の壁一面にある棚。まさにその中でも「人気のある毛糸」が並んでいるということで見せていただきました。
どの毛糸も、そのカラーがポップなのにきついイメージがなく、柔らかくおしゃれ! 素敵な毛糸が店内をぐっと明るくおしゃれにしていました。
子ヤギのモヘヤ70%使用の人気毛糸「Plumette」
一番人気はこちらの肌触りが抜群にいい、子ヤギのモヘア70%の「Plumette(プリュメット)」。とても柔らかく、軽くてフワフワ!ポップだけれど日本人の好きなくすんだモヘアは「ありそうでなかった」カラーです。
細い毛糸で、2本取りしたり、他の毛糸と一緒に編んだりいろいろな編み方を楽しめます。(12月には下でご紹介するアルパカ100%の毛糸と2本取りして編むワークショップ開催予定。詳しくは下記参照)
アルパカ100%の毛糸⁉そのなめらかさに驚き
こちらのアルパカ100%の毛糸も人気が高いそう。あのアルパカを思い浮かべて、イメージとしてはザラっとした印象なのに、実際にさわってみるとゴワゴワ感ザラザラ感がまったくなく、とてもなめらかな毛糸。
ずっとさわっていたくなります。こちらももちろんフランスメーカーの毛糸なので、発色が素晴らしい。
そして、ナチュラルカラーのアルパカ100%毛糸も!
こちらは、「まさにアルパカ!」というそのまま自然体のカラー。自然体だからこそ、身に着けるセーターを編みたくなるニットです。
竹が材料⁈意外にやさしいさわり心地の「Caresse」
そしてさらに驚いたのが、こちらのニット。「竹34%・ウール23%・モヘヤ18%・シルク15%・アンゴラ10%」の毛糸と聞いてびっくり。竹ですって⁈
驚きながら「こんなにしなやかなんですね!竹だからもっと硬くてシャリシャリしているイメージがありました」とその手触りの感想を伝えると、水戸さんが「ぜひ竹100%の毛糸も」と、さわらせてくれました。これまたもっと柔らかくてびっくり。
「意外に思われるかもしれませんが、竹100%のほうがコシがなく柔らかいんですよ」(水戸さん)
アルパカといい、竹といい、毛糸になるとこちらの想像を超えた肌触りになるなんて、おもしろい!筆者のボキャブラリーでは伝わりきれないので(すみません)ぜひ店頭で実際にさわってみてください。
店内の作品は本や編み図あり!毛糸とセットで購入可能
店内に展示された、まるで絵本から抜け出たような可愛らしいニット完成品などは、すべてお店で編み図の用意があります。(あくまでも毛糸や材料をお買い上げの人用に用意)
とにかくその展示数が豊富! 編みたいものがなくても、展示されているものを見ているだけでどんどんイマジネーションがわいてきます。それはニットだけでなくアクセサリーも。
これぞ醍醐味!ニットとともにアクセサリーのアイデアを形に!
店内の完成品で印象的だったのは、そのニットにあわせたアクセサリーが一緒に展示されていること。
そう、ラ・ドログリーが他の毛糸専門店と圧倒的に違っているのは、ニットとともにアクセサリーのアイデアをショップで楽しめること。
こちらのイヤリングもその代表。フープのイヤリング金具に、こちらのリボンを互い違いに通すだけで完成します。
日本にあまりない材料が豊富だからこそ「まさか、これだけでこんなに素敵なものが作れるの?」という作品が作れます。まさにアイデア無限大。常にオリジナリティーが追及できてしまう。
通ううちにだんだんとこちらが「育っていく」感覚
見たことのないデザイン、見たことのない素材。そして異素材を合わせて世界で一つだけのオリジナルアクセサリーを作ることのできる楽しさ。
通ううちに「次はこんなアイデア活かせないかしら」とだんだんエッジのきいた素材を求め始めてしまい、それに応えてくれるSHOP。
ニットを編むだけでなくワクワクした「私」をみつける旅をぜひ、ラ・ドログリーで!
ラ・ドログリー渋谷店12月ワークショップ
【アルパカとモヘアで編む三角ショール】
上記記事でご紹介した、ラ・ドログリー人気毛糸「Alpaga」と「Plumette」の2本取りで編む、初心者も編みやすい三角ショールです。
日時:12月1日(土)13:30~15:00
12月5日(水)13:30~15:00
12月12日(水)13:30~15:00
各日定員:4名
場所:西武渋谷店A館7階 ラ・ドログリー渋谷店
参加費:①ぺトロール②カラシ ¥5,151円(税込)/③グレー④パープル ¥5,324(税込)
詳しくはこちら
※申し込みは先着順のため募集が終了している場合もございます。
イベント
パリ在住ニットデザイナー・ガスニエ実希子さん
「フランスの夏果物とヘリンボーンの小銭入れ」
「パリジェンヌの編み物」(文化出版局)の著者でパリ在住のニットデザイナー、ガスニエ実希子さんご本人と小銭入れを作るワークショップ。
日時:11月30日(金)①10:30~13:00 ②15:00~17:30
定員:各回5名
参加費: 5,400円(税込)講習料・ワークショップ限定キット・テキスト代込
詳しくはこちら
※申し込みは先着順のため募集が終了している場合もございます。
【la droguerie (ラ・ドログリー)渋谷店】
住所:東京都渋谷区宇田川町21-1 西武渋谷店A館7F 手芸用品 サンイデー内
営業時間:(月~土)10:00~21:00 (日)10:00~20:00
定休日:営業日・時間は西武渋谷店に準じます
アクセス:渋谷駅からスクランブル交差点渡ってすぐ
電話番号:03-3461-8577
公式サイト:http://www.ladroguerie.jp/