
この記事について
かけっぱなしでも両手が空くし、構える時に腕を固定しやすくて便利な2点吊りのカメラストラップ。雑貨店でもお手頃なものが手に入るけれど、ベルトが細い&固くてちょっとイタイ……。そこで、ベルト部分が食いこまないふわふわのスリング風ストラップにリメイクします!
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2点吊りのカメラストラップは便利!だけど……
一眼レフなどでよく使われる、首にかけるタイプの2点吊りカメラストラップ。
移動中にカメラを出したままでも両手が空きますし、撮影するときもピンと伸ばせば手ブレが防げて便利です。
ただ、2点吊りタイプの主流になっているベルト状のストラップは、肩や首に食いこんだり擦れたりしやすいんですよね。
特に、お手ごろな価格帯のものはベルトが細かったり薄かったり、はたまた素材が固かったりして、余計に痛い思いをしがちです。
ベルト部分がふわふわのスリング風ストラップならいい感じ!
そこで最近注目されているのが、ベルト部分が幅広、筒状になったスリング風のストラップ。
幅広で重みが分散されるので食いこみにくく、端や縫い目が表に出ていないので擦れにくい。
つまり、首や肩への負担が少なくて快適なんです!
ただ、まだまだいろいろな価格帯のものが出回るほど一般的とはいえないスリング風ストラップ。
そこで、使わないストールや端切れを使って、お手頃なペラペラのストラップをリメイクしてみます!
元のカメラストラップをほどいてみよう
まず、ストラップに使いたいストールや端切れと、薄手の織テープ(はしごレースやリボン、細長い別布などでも)、そして幅広のベルト(肩・首側)と、細いベルト(カメラ側)が、合皮などのパーツで縫い止められている、写真のようなタイプのカメラストラップを用意します。
次に、ベルト同士が縫い止められているパーツの縫い目を、幅広のベルト側だけニッパーなどで慎重にほどいていきます。
十分にほどけたら、太いベルトを外して糸くずなどを取り除きましょう。
もし「うっかり細いベルト側もほどいちゃった!」という場合でも大丈夫。
後で元通り挟み込んで縫えるように、ベルト側の縫い目跡に印をしておきましょう。