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【第2回】CADで編み図を描いてみよう~編み図を描く前に、まずは読んでみる~(全4回)

【第2回】CADで編み図を描いてみよう~編み図を描く前に、まずは読んでみる~(全4回)
この記事について
おまたせしました!「CADで編み図を描いてみよう」第2回のはじまりです。今回はCADソフトを使う前に…編み図の読み方を簡単に説明してもらいました。(Handful編集部)

そもそも編み図とは??

編み物好きさんにとっては普段よく目にしている編み図ですが、そもそも「編み図ってなんだろう?」ということで、ウィキペディアで調べてみました。(2018年10月現在)

検索結果はこちら↓↓↓

参考:Wikipedia

なんと、編み図に関する記述がありません!

そこで、私なりの解釈でお伝えします。

オリジナル作品を作るとき、例えば「ここをこんな形にして、もっと使いやすく。」とか「ここにフリルをつけて、もっと可愛く」などと考えながら試し編みをし、デザインを決めていきます。
それを図にして整理するのですが、そこには必ず作家の意図が入っています。

この、作家の意図を表すものを編み図といいます。

編み図の考えかた

「編み図」は「編み目記号」の組み合わせで成り立っています。
編み目記号は「編み方」を図形化したものです。
いろんな編み方があるのですが、編み方によってそれぞれ編み目記号があります。

こちらは編み図です。

これが編み図の全体像

初めてご覧になる方や図形が苦手な方は「うっ」ってなるかもしれませんが、怖くないので大丈夫です。
この編み図をよ~く見てみると、同じ記号の繰り返しだということに気づきます。

この記号の繰り返しですね

この記号ひとつひとつを編み目記号といい、編み目記号の組み合わせで編み図は成り立っているのです。

立ち上がりについて

編み図の端っこをよ~く見てみると、このようになっています。

奇数段の端っこ
偶数段の端っこ

鎖編み(赤で色をつけた、縦長の◯のこと)が縦に並んでいることに気づきます。
この、縦に並んでいる鎖編みのことを立ち上がりといいます。
鎖編みの数によって、「立ち上がり1目」や「立ち上がり3目」といいます。

なぜ最初に鎖編みを編むのかというと、編み目には高さ(足といいます)があるので、その高さに見合った鎖編みを編まないと次の段に進めないのです。

編み物は「針に糸をかけて引き抜く」という動作の繰り返しです。
この動作の回数によって編み目の足の長さ(高さ)が変わります。
段が始まる前に、その長さに応じた「立ち上がり」の鎖編みが必要となるのです。

編み方と立ち上がりの目数の一覧表

基本の編み方の立ち上がりの目数をまとめました。
基本ルールはこのようになっています。

この記事を書いた人

横山千代子
山とヨガが好きな編み物作家・講師。
母親の影響で子供のころから編み物を始めました。モノづくりが好きで建築関係の仕事に就き、そこで得た経験を活かして編み物作家さんのためのCAD編み図レッスンを開催しています。

大人になってから始めた登山とヨガに編み物との共通点を見出したので、組み合わせて何かできないかと日々奮闘中。
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