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東京産ヤーン発見!両国・布ぞうり専門店「MERIKOTI」はワークショップでキッズサイズも作ることができる!

東京産ヤーン発見!両国・布ぞうり専門店「MERIKOTI」はワークショップでキッズサイズも作ることができる!
この記事について
JR両国駅から徒歩10分ほどの場所におしゃれな布ぞうり専門店「MERIKOTI」があるのをご存知ですか? 「布ぞうり」は綿の紐(ヤーン)で編んだ草履のこと。室内履きや移動中の車内でリラックスできると今人気の草履です。「MERIKOTI」ではそのデザイン性と機能性だけでなく、ワークショップで東京産のヤーンを使って自分で編むこともできるとか!?気になるショップを取材してきました!

東京・両国にメリヤスメーカーの布ぞうり屋さんがあった!

シンプルでおしゃれな「MERIKOTI」。カフェと間違えるかも。

両国駅を降りて「江戸東京博物館」に向かうと、博物館を左に見て右折。そのまま前進すると2017年にオープンしたばかりの「北斎美術館」が現れます。今回取材させていただいた布ぞうり専門店「MERIKOTI」は、まさにその中間地点に。

おしゃれなたたずまいは、博物館や美術館のある通りになじんでいますが、目を引きます。目印は「両国の地図」と「黒板の看板」。

両国の町の地図が!散策の目印にちょっと覗いてみたくなる。

この日も、2組ほどお客さんが外からソワソワ「…何のお店?」と覗いていました。(その後お店に入って壁の布ぞうりに感動されてました)

「北斎美術館の通り道なので、外国人のお客様もいらっしゃいます」と、草履やパッケージのデザインを手掛けるデザイナーの草本美樹さん。

「手すきのスタッフが店頭へ立つんです」とデザイナーの草本さん。

布ぞうりの商品名は「MERI」。その名はメリヤス(ニット生地)からとられています。

「MERIKOTI」は、1948年に東京都墨田区で創業した「ポロシャツの衿作りなどニット製品のリブパーツを専門に編む」下町メリヤス工場から生まれたお店。

圧巻の布ぞうり「MERI」が壁一面に!サイズはS/M/L/LLの4サイズ。21~29㎝ほど。

「工場でつくったそのニット生地を使って何かつくれないかと思っていたところ、東北の布ぞうり職人さんに出逢いました。ヤーンをつくるところから、布ぞうりの職人を育てて一つ一つ手作りするところまで手作業で行っています」(草本さん)

ひとつひとつ丁寧に作られたヤーンを使って、職人さんが編んだ布ぞうり。店内を見渡しても、そのカラフルさとデザインに心が躍ります。

布ぞうりが並ぶ横には、指割れタイプの靴下「TUTUMU」も!こちらもオリジナルデザインで素敵なものばかり。

「ヤーンからつくっている」とは、なんとも魅惑的な言葉!できれば工房を拝見したい……。早速「どこで作られているんですか?」と伺いました。

すると、驚愕の答えが──。

なんと!ヤーンは店内の機械で糸から作っていた!

店内にニット編み機が⁈これでなんと糸からヤーンを編んでいる!

「店内にある、あちらの機械で編んでいます。ニット編み機なんですがそちらを使って編んでいるんです」

すっかり「展示用」だと思い込んでいたニット編み機が、まさか実用されているものだったなんて! その日は別のヤーンを編むために糸を変更するべく機械がとまっていましたが、いつもは動いているそう!これは面白い。

実際に店内で糸から編まれたヤーンを手に取ると、ザラっとした質感。私たちがよく知っている「Tシャツをさいてつくったヤーン」とは肌触りが違っています。

エンジ色は糸から作った店内製造ヤーン。ピンク色は綿の生地を切って作ったオリジナルヤーン「Jono Jono」。質感が違う!

「店内で作ったヤーンは、その質感から扱いが難しく職人しか扱えないんです。販売している職人手づくりの布ぞうり『MERI』のみ、店内製造のヤーンを使用しています」とのこと。

なるほど、壁に展示している職人さんの作った布ぞうり「MERI」は、見た目もザラっとした質感。さわってみてもやっぱりザラっとしていて、これ本当に素足に履いて肌触りいいのかしら・・・

「MERI」は触ってみるとザラっとした印象…。

なんて疑いながら、早速、Handful編集長が履いてみました。その感想は……

あ、めちゃくちゃ気持ちいい!!!フワッとしてサラッとしてる!

硬いヤーンと思って履いてみたら、爽快感!気持ちいい!

手でさわってみた質感と印象がまったく変わり、サラッとした印象に。筆者も履いてみましたが、足の指が広がる気持ちよさと、足の裏にフワッとフィットする感触は「癒し」そのもの。

移動中の新幹線の中でこの布ぞうり履けたら、さぞかしらくちんで移動が楽しくなるだろうなぁとHandful取材班は興奮気味に盛り上がります。

ワークショップには素人でも扱いやすい東京産ヤーン「Jono Jono」で

「MERIKOTI」では布ぞうりを自分の手で作りたい人のために「布ぞうりワークショップ」を開催しています。この日も取材中に申し込みの電話が鳴っていました。

「外国人の方がこられることもあるんですよ」と人気のワークショップで使用されるヤーンは、素人には扱いの難しい店内製造のヤーンではなく、東京・墨田区の工房で作られたオリジナルヤーン「Jono Jono」。こちらも「MERIKOTI」を運営するこちらの会社が製造しています。

東京は下町工場で「均一の太さ」に丁寧に作られるヤーン「Jono Jono」。

「いわゆるTシャツをさいて作るヤーンと違って、太さが均一。そしてその太さも2種類用意しています」と草本さん。

早速「Jono Jono」で作った布ぞうりをさわってみたら、やはり「MERI」より柔らかい。一般的なヤーンの柔らかさがあり、これくらい柔らかいほうが素人は編みやすいですね。

ワークショップで使用の「Jono Jono」は柔らかく素人でも扱いやすそう!

こちらはこちらで「モチモチしたさわり心地」が気持ちいい布ぞうりです。

ワークショップなら「キッズサイズ」も作ることができる!

キットも販売されているのでワークショップのお土産に。

実は、販売されている布草履は21㎝~とキッズサイズはありません。しかしワークショップでは好きなサイズが作れるので「小さいお子さんサイズも含めて、家族全員分を手作りしたい」とやってくる方もいるとか。

レジカウンターの下にそろう「Jono Jono」や手作りキット。東京産ヤーンはもちろん他のハンドメイドにも使用できますとも!

「布ぞうりキットは、ワークショップ参加された方が、家で作りたいとなったときに」と用意されたもの。一度学んでしまえば、家族のサイズにあわせて手作りできるのかと思うと、ぜひワークショップ受けてみたくなりますね!

布ぞうりワークショップ情報
開催日:毎月第2・第4 火曜/土曜
時間:10時~13時 / 13時30分~16時30分
場所:「MERIKOTI」店内奥スペース
参加費:5,400円(材料費込)
予約方法:直接お店で予約するか、下記HP、電話にて受付
電話:070-6986-0708
ワークショップHP:https://www.daidai.tokyo/products/detail/1
※3時間で一足作れます。サイズは自由!

これぞ!東京・両国みやげ。布ぞうりストラップなど、可愛いオリジナル小物もたくさん!ぜひのぞいてみて。

【MERIKOTI(メリコティ)】
住所:東京都墨田区亀沢1-12-10 平井ビル1F
営業時間:10:00~18:00
定休日:無休(年末年始のぞく)
アクセス:都営大江戸線 両国駅A3出口徒歩5分、JR総武線 両国駅東口徒歩10分
電話番号:070-6986-0708
公式サイト:http://www.meri-koti.tokyo/
Facebook:https://www.facebook.com/merikoti.tokyo/

編集後記
「江戸東京博物館」と「北斎美術館」の間にあるという好立地の「MERIKOTI」。ワークショップついでに、江戸東京を満喫する旅を楽しめるので、地方の方もぜひ観光で足を運んでみては?もちろん、帰りの新幹線、飛行機では作ったばかりの手作り布ぞうりを履いてリラックスしてください!う~ん、たまらない東京旅行だなぁ!!!

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