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【第1回】CADで編み図を描いてみよう(全4回)~CADで編み図を描く理由と、準備するもの~

【第1回】CADで編み図を描いてみよう(全4回)~CADで編み図を描く理由と、準備するもの~
この記事について
さぁ「CADで編み図を描いてみよう」がはじまりました!建築の設計時などに必須のソフトであるCADを使い、編み図をデジタル化する魅力を全4回の連載でお届けします。(Handful編集部)

自己紹介

はじめまして。あみもの工房ami*ami 横山千代子です。
山とヨガが好きな編む人です。

あみもの工房 ami*amiです!

好きが高じて、登山やアウトドアで使うニット小物を編んだり、編み物に瞑想効果があることを広めたくて、初心者さんを対象にした編み物レッスンを行っています。

もの作りが好きで、建築学科卒業後、設計事務所に就職しました。
そのころは手描き図面からCAD(※キャドと読みます)への過渡期だったので、CADを覚えるのは新人の仕事でした。社内でいち早くCADを覚え、先輩や上司、後から入ってくる後輩にCADを教えるのも私の仕事のひとつでした。

どうやらCADは向いていたようで、マニュアル本を見ながら覚えることや、それを人に教えることは楽しかったです。

編み物は子供のころからの趣味でもありますが、レッスンを行うにあたって必要となるのが編み図です。

経験された方はお分かりかと思いますが、手描きで編み図を描くのは一苦労。
そこで

「そうや!CADあるやん!CADで描いたらええやん!」

というのが編み物とCADがつながった瞬間です。

※編集部より:横山さんの紹介記事は以下に載っています
【次世代編み物講師:横山千代子さんに聞く!】CADで編み図を作るって初心者でもできるんですか?

編み図が描けるとこんなことができる

1. 頭の中が整理できるようになる
頭の中で、何目何段、どこで増目、どこで減目、うんぬんかんぬん。。。。という状態だと、考えた本人もわからなくなってしまいます。
それを図面化すると、頭の中が整理できます。

2. 伝えやすくなる
考えを図面化することで、わかりやすくなります
そうするとオリジナル作品の作り方を伝えるときに、伝えやすくなります

「いつか作家としてデビューしたい、そのためにキットを作りたい。」
「編み物講師として、人に編み方を伝えたい。」

というときに、編み図が描けると便利です。

これがCADで描いた編み図、です

CADで編み図を描く理由

1.  誰でもキレイに描ける
長い編み物の歴史の中でずっと手描きされてきた編み図ですが、実は手描きできれいに描くのは難しいことなのです。

同じ記号を何回も描いたり、それを回転させたりすることは大変な労力が必要となります。よほど器用な人でないと、編み図をきれいに描くことは至難の業です。

その点、CADを使うと、誰でもキレイに描くことができます

2. 時間短縮できる
1パターン描くとそれをコピーできるので、同じことを何回も描かなくて済みます。
ウェアの製図に必要となる原型も一度描けば、ずっとコピーして使えます。
原寸で入力し、印刷時に縮尺をかけられるので、1/4製図が不要になります。

3. 誤差が少ない
正確な寸法を入力するので、誤差はほぼゼロです。

4. バックアップがとれる
万が一、編み図を失くしてしまっても大丈夫。何回でも印刷できます。

デジタルならではのいいところ

この記事を書いた人

横山千代子
山とヨガが好きな編み物作家・講師。
母親の影響で子供のころから編み物を始めました。モノづくりが好きで建築関係の仕事に就き、そこで得た経験を活かして編み物作家さんのためのCAD編み図レッスンを開催しています。

大人になってから始めた登山とヨガに編み物との共通点を見出したので、組み合わせて何かできないかと日々奮闘中。
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