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作家さんの「七つ道具」見せてください!〜刺繍作家 小菅くみさん編〜

下書き用のペンもいろいろ試して使いやすいものを

「下書き用のチャコペンも、下地の色やラインの太さにより使い分けしてます。
細かい部分は真ん中のチャコパーArtist極細。大胆に描いてもいい時はその他。濃色の布には白。」

「チャコペンで描いてからコピックで再度細かいところを描きます。」

出た、文房具。わりとみんな手芸用品以外のものも駆使してますね。
文房具ってたくさん出回ってるから優秀なのに価格が安いのと、どこでも手に入りやすいのが魅力。
手芸洋品だけにこだわらず色々試して自分に合ったものを探すと、思わぬところに良い出会いがあるものです。

コピックマルチライナーの0.03mmと 0.05mm。コピックというとイラストの色塗りなどによく使われるマーカーを思い出しますが、これはラインドローイングペンのシリーズです。

コピックで描くのは後から消えなくてもいい、刺繍糸で隠れる部分ですよね。

「そうです。チャコペンは時間が経つと消えるのがいいところなんですけど、制作期間中に消えちゃ困る場合もあるので。
これは布でも滲まないし、手が触れても擦れて周りが汚れることがあまりない。線が糸より細いので重宝してます。」

一番上が油性ボールペンで書いた線。その下がコピック0.03mm、0.05mmの線です。

ほっそい…!
布に描いても滲まないのすごいですね。
私もこれ買うことにします。型紙の清書にも良さそうだなあ。

仕上げのこの一手間が大切。小さいアイロン?

あとこれ気になってたんですが、随分小さいアイロンですね。

「これは人形の洋服を作っている方からいただいたんです。本当は何用のものなのか知らないんですけど。」

このサイズすごく使いやすそう!
調べたら東芝の「裁縫こて」とのこと。
一見家庭用アイロンに見えるけど、先端の細さと薄さが確かにコテですね。
アイロン接着や布の折り目をつける時など、裁縫ならではの細かい作業にとても良さそうです。
コテといえどもある程度広い面積にも使えそうなサイズなのも便利そう。

小菅さんは何に使ってます?

「アクセサリーの裏のアイロン接着処理とか、仕上げの糸の癖を直す時です。この作品では髪の毛の癖を直したり。」

ジューーーーー

まさかの寝癖直し。
この作品は髪の部分の糸先が止めていなく髪がなびく仕様だから、糸のうねりが残っていたらいけませんね!
髪にアイロンをかける様子に、最後に一同爆笑させていただきました。

小菅くみさん、ありがとうございました!

小菅くみさんの作品リンク
・タンブラー http://ehehenokoto.tumblr.com
・インスタグラム https://www.instagram.com/kumikosuge/

出展情報
「Cat’s ISSUE POP-UP STORE」2018.10/20〜29(11:00-21:00) BEAUTY&YOUTH渋谷公園通り店 https://cats-issue.com/news/popup-beauty-youth-halloween/
「なっちゃんのご近所展」2018.11/2〜11/6(11:00-20:00)千駄木STOODIO http://stoodio.jp/ 

編集後記
思いがけなく今更聞けない基本の基本が知れたり、また欲しいものが増えたり…の今回のインタビュー。
回を進めるにつれて欲しいものリストが増えていきます。怖いような嬉しいような…。
次回は羊毛フェルト作家、のそ子さんの道具インタビューの予定です。
お楽しみに!

この記事を書いた人

せこなお
キャラクター商品のぬいぐるみ原型を多数手がけるぬいぐるみデザイナー及びパタンナー。 ぬいぐるみ原型では、三井住友銀行公式キャラクター「ミドすけ」ぬいぐるみ、「こぐまのケーキ屋さん」ぬいぐるみ、映画「海猿」グッズ用キャラクターデザイン、など。 オリジナルの雑貨企画制作でも布モノが得意。 http://sekonao.com
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