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ランナー必見!スポーツ選手も履いてるワラーチってなに!?
南米メキシコ山岳民族タラウマラ・インディアンが日常から履いているサンダルをワラーチといいます。古タイヤを切り、革紐で足に固定した履物なのです。彼らは、ランニングの練習をしなくとも、マラソンレースに出場し、高機能シューズを履くランナーを抑え、ワラーチで走り上位を独占するほど。走る民族(ララムリ)と呼ばれています。
ワラーチっていったい何なのぉ~っ?と、がぜん興味がでてきました!
ワラーチの魅力!姿勢と歩き方が変わる
実はかかとにクッションの入った靴のほうが、足裏の筋肉が発達しにくいらしいのです。
私達は靴を履く生活に慣れてしまい、現代では、パソコンやスマホの普及で姿勢も悪くなっています。
そこで、足を解放してリセットすることで、本来の姿を取り戻していく。
それが、ワラーチでは可能ということです。
肩こり・腰痛・ひざ痛にお悩みの方も、ワラーチで解消できるかも!
ワラーチ作りの前にワラーチに関する知識を理解する
ワークショップでは、坂本さんがワラーチの魅力やワークショップへの想いなどのお話をして、ワラーチについて理解を深めてから、ワラーチ作りをしていきます。
体について詳しいカイロプラクティック歴20年のプロから、体の構造や姿勢について教えていただけます。
興味深い話が盛たくさんで、ただワラーチだけ作るのと、この話を聞いて作るのとでは、作る気持ちが違ってきます!
坂本さんはご自身がマラソンにチャレンジした時、最初は高級シューズで練習していましたが、すぐに膝が痛くなってしまい1kmでさえ走れなかったそうです。
そこで、色々と調べていくうちに「ワラーチ」に辿り着き、高級シューズでは走れなかったのにワラーチでマラソンコースと同じ距離を走ることができたそうです。
しかも、膝も痛くない!!
こんなすごい効果があるワラーチを皆に知ってもらいたい!という想いから、ワークショップを開くようになったそうです。
そんなお話を聞いたら「ヨッシャー!私も走れるようになるかも!」と淡い期待でワラーチ作りに挑戦です!
やる気満々で、さっそくワラーチ作りスタート!
(用意するもの)
・ビブラムシート
・紐(真田紐) 紐の長さ3mm
・穴あけパンチ
・色ペン・鉛筆
・カッター
etc
ビブラムシートも真田紐も、東急ハンズで購入できます。
使用する紐はどんな紐でもいいですが、初心者には真田紐がいいそう!
1.自分の足型を取ります。
足型は通常は片足だけでOK。(もちろん両足作ってもOK)
私は左右差がありかなり驚きました。右足が大きいと思っていたら、左足のほうが大きかった事実…。
両方取ってみて良かったです。
紐を通す親指と人差し指の付け根にマークをつけます。
紐を通す部分のくるぶしの前側にマークを付けます。
小指の後ろの一番くびれている辺りにマークをつけます。
2.マジックで清書します。
つま先、かかとは余裕をもたせずギリギリに線を書き、内側外側は5mmくらい外側に線を書きます。
3.ハサミで型紙を切ります。
4.紐を通す部分にパンチで穴を開けます。
5.ビブラムシートに色ペンで型紙を写します。(穴の部分もしっかり写します)
反対の足も同様に!型紙は裏返しにして写します。
両足写せました!6.ビブラムシートを切ります。
こんな足型になりました~!
7.穴抜きで紐を通す部分に穴をあけます。
鼻緒部分は:5~6mm サイド:3mmの穴抜きを使用します。
サイドはマークを中心に2か所穴をあける(長さは1cm前後)
手で押し込んで穴をあけます。慣れないと、なかなか難しいです。
8.サイドはカッターで紐が通るように穴をつないでいくように切ります。
9.紐を通します!
かなり難しいです。覚えられません…(苦笑)
きっと、読者の皆さんならできます!
紐を半分に切ります。
鼻緒の穴に糸を通して底面側に20cm位だす。抜けないように大きめの結び目を作る。
結び目の出っぱった方を地面側にすると、足にあたりにくくなります。
外側の穴に上から下に通して、紐を内側にもっていく。
足をいれてみて、自分のジャストなフィット感になるようにして、紐をかかとに回していきます。
紐の締め付け具合を調整して、かかとにかかる紐を下から上に向かって通す。
紐の結び方はこちらからご覧ください!
この巻き方だと足にしっかりフィットしてほどけずに、通常のサンダルのように簡単に着脱できるので、また結びなおしの必要がないそうです。
10.ワラーチ完成!
私は紐が長かったので最後の結びめは、リボン結びにしましたよ!