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たった一本の糸で編む「プランドプーリング」の編み方解説~毛糸の色彩美に酔う~

プランドプーリングの詳しい編み方

ではいよいよ編んでいきます。

糸を理解する

糸玉から毛糸を引っ張りだして、カラーパターンを把握します。
つまり、色の変化がどこで1サイクルなのかを探ります。

プランドプーリング説明
ダイソーのマルチカラーヤーン(リゾートブルー)

この糸では水色トルコ色紺色、の3色がだいたい同じ長さで出てきています。
今回は3色で1サイクル。

1サイクル分の糸で作り目をする

1サイクル分、作り目をします。
糸端に出てきた色(ここでは水色)は中途半端な長さになっている可能性が高いので、
2色目のトルコ色から編んでいきます。

プランドプーリング説明
ちょうど2色目に切り替わったところから編んでいく
プランドプーリング説明
2サイクル目の糸が針にかかるところまで

トルコ色紺色水色をすべてくさり編みで編み終わったところ。
これが作り目になります。

1段目を編む

1段目を編みます。

プランドプーリング説明
針にかかっている手前から4目めをすくう

米編みなので立ち上がりのくさり1目のあともくさり編みになり(2目)対応する作り目を1目飛ばすことになる(3目)ので、合計3目飛ばしてから4目めを拾い、細編みをします。

プランドプーリング説明
今ココ。(オレンジ色)

 

編み図の通りに1段目を編みます。色のサイクルが1回分終わるまで。

普段からきつい人!なるべく手加減はゆるめを心がけましょう。(性格の話じゃないよ)
のちのち基準となってくる部分なので、無理なく、心安らかに編んでください。

プランドプーリング説明
今回は9目ずつになりました

このとき、細編みでできる足の部分を各色毎に数えておきます。
今回はトルコ色9目、紺色9目、水色9目でしたが、もちろん色毎に目数が違う場合もあります。

プランドプーリング説明
くさり編み、細編みで1セットと考える

おそらく作り目が結構余ります。が、ここは心を鬼にしてほったらかしましょう。
大事なのは1サイクルで1段編むこと。

1段目から2段目へ、重要ポイント!

さて、2段目に移るのですがここがまず最初の難関!(ていうほど難しくないけど)

かぎ針を外し、先ほどの最後の目をほどきます。

プランドプーリング説明
ぽぽぽぽ行きすぎないように注意

そしてくさり編みを1目編む。
これが2段目の立ち上がり目と最初のくさり編み目になります。

プランドプーリング説明
細編みのあとくさり編み2目になる
プランドプーリング説明
今ココ。

 

そしたら編み地をひっくり返し、2段目に突入します。
前段のくさり編みを編みくるむ形で細編みし、前段の細編み部分をくさり編みで飛ばす。

プランドプーリング説明
色の切り替わりが綺麗にいくよう手加減する

1段目で編んだ1サイクル目の最後の目が2段目の最初の1目になります。
ならなかったら、なるようにします!

つまり、1段の目数は
1サイクル分の目数-1目、となります。

ここでは
トルコ色9目+紺色9目+水色9目-1目 = 26目

あとは色毎の目数を合わせながらそのまま2段目を編んでいきます。

3段目以降、気をつけていくこと

3段目に入ります。

プランドプーリング説明
色の変化を気にしながら編む

2段目が終わり、立ち上がり目をして3段目に入ります。

このとき、3段目に入るための立ち上がり1目とくさり1目を米編み1目として勘定します。
上の画像で言うと3段目は水色2目編んでいると数えます。
2段目では水色7目編んだので、3段目の2目と合わせて水色9目編んでいることになります。

このあとも同様に奇数段への立ち上がりは1目として数えますが、
偶数段への立ち上がりの際は1目としては数えません。(9/10追記)

ややこしいですが、慣れてくると糸の色を見ながら編むだけで済みます。
上図のように、3段目を編む時は色の出るタイミングが1段目と比べて1目ずつ遅くなるように編みます。

あとは同じように、色毎の目数を合わせながらひたすら米編みを続けます。

プランドプーリング説明
4段目の時は2段目の色を見る

つまり、2段下の色を見ながら、そこより1目ずつ遅れて色が出るように編むわけです。

これを遅れないように色を合わせて編んでしまうと、ストライプ模様になっていきます。
(それはそれで楽しいだろうけど)

コツさえつかんでしまえば、あとは同じことのくりかえし。

プランドプーリング説明
模様でたー!

ひたすら編んでいくと、あら不思議、チェック柄が見えてくるのです!
その時の快感といったらないから!

できあがり

プランドプーリング説明
おおよそ1玉編みきった

1玉分編み上がる頃にはそれなりのアーガイルチェックが浮かび上がってきています。
一種類の毛糸しか使ってないのにこんな複雑な模様が出てくるなんて感動でしょ?

最初に余らせておいた作り目は適当なところで切って、編み地のぎりぎりまでほどいて糸始末してしまいましょう。

 

プランドプーリング説明
上2枚はハマナカコロポックル、下2枚はダイソーマルチカラーヤーン

困ったことに、これ、はまるんです。

一度コツをつかんでしまえばあとは模様が出てくるのを楽しみながら黙々と編むだけ。
ただの毛糸玉だった時には「なーんかガチャガチャした色合いだなー」なんて思ってたものも、
プランドプーリングしてチェック模様になった時には「なるほど!こういう色の組み合わせ効果があったのか!」と唸ってしまうもの。
そしてまた別の色番の糸だったらどうなるんだろうとワクワクしてしまうのです。危険。

さぁ、じゃあこの編むだけ編んだ編み地、その後どうしたらいいのよって話でしょ?

プランドプーリング応用編

もちろん、さらなる罠が待っています。

先人達に教えを請うてみましょう。

小物も大物も作れる

 

やばくないですか?

編んでて楽しいだけじゃなく、プランドプーリングの可能性、広がりすぎじゃないですか?

1段を1サイクルで編んだものが最小サイズになるので、
1段を2サイクル、3サイクル…で編んでいけばもちろん2倍3倍の幅の編み地ができるわけです。
そしたらこんな大物だってできちゃうんですよね。

くりかえしますが、使ってる糸は1種類、編み方も1種類です。

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