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【バッドボーイズ佐田正樹さんインタビュー】「佐田工務店」がすすめるこだわりDIYとは?

【バッドボーイズ佐田正樹さんインタビュー】「佐田工務店」がすすめるこだわりDIYとは?
この記事について
佐田正樹さんは、お笑いコンビ「バッドボーイズ」として活動しながら、DIYを広めるために結成された「佐田工務店」の棟梁としても活動しています。そんな佐田さんのDIYへのこだわりについて詳しく聞いてきました!

お笑いコンビ「バッドボーイズ」の佐田正樹(さた まさき)さんを棟梁として結成されたDIYチーム「佐田工務店」。DIYでカスタマイズした移動車「佐田工務店 初号機」は一般社団法人 日本ホビー協会が主催する「第18回ホビー産業大賞 経済産業省 製造産業局長賞」を受賞! 各地でワークショップなどを通じてDIYの魅力を広めています。

佐田工務店 in 日本ホビーショー

「第42回 2018日本ホビーショー」で佐田工務店は、ステージでのDIYのプレゼンテーションショーと、DIYのワークショップを開催。「大人のDIY」を展開する企画エリアに設けられたブースでは「佐田工務店 初号機」も展示されていました。

ワークショップ
佐田工務店プロデュースのウッドスピーカー作成ワークショップの様子。Handful編集部小堺が参加してきました!


編集部小堺のツイートより。スマートフォンを差し込むだけで味のあるいい音になる。不思議!

ステージでは「面白素材でリノベーション!楽しくハッピーな空間作り」と題し、佐田正樹さんとガリットチュウ福島さんによるDIYプレゼンテーションショーが繰り広げられました。
音声が出ないなどのトラブルもあったものの、うまく笑いに変えるのはさすがプロフェッショナル。

ステージ
佐田さんと福島さんがステージに登場。

佐田工務店や「佐田工務店 初号機」の紹介ののち、寸劇形式で家庭内にありがちなDIYの需要を紹介し、佐田さん率いる佐田工務店がそれを解決する、というストーリーでショーが展開。福島さんは得意のものまねで登場し、佐田さんのツッコミが冴える。
会場の爆笑を誘っていました。

せんとくんに扮する福島さん
せんとくんに扮したガリットチュウ福島さんが、ステージから客席の方に降りてきてしまう場面も。

そんな爆笑のステージ後、バッドボーイズ佐田さんと、佐田工務店メンバーのおふたりにインタビューしてきましたよ!

DIYの英才教育を受けていた子供の頃

佐田さんインタビュー
DIYは子供の頃から親しんでいた、という佐田さん。

―ステージお疲れ様でした! ステージでお話されてましたが、この「佐田工務店 初号機」は10日間で作られたそうですね。

佐田正樹さん(以下省略):そうです。ハイエースをこの3人で改造して、10日間で作りました。

―10日間とは驚きの速さですね! 昔からDIYがお好きだったんでしょうか?

僕の実家が塗装屋で、隣の家が大工だったもので、子供の頃からいわば英才教育を受けていたようなものですね。養生(建築工事などで、周りのものに塗料が付着したりぶつけて傷ついたりするのを防ぐため保護すること)は小学生からやってましたから。
高校生の頃はバイクを作ってエイジング(古びたように加工すること)したりもしたので、それと同じようなものです。

インタビュー中の佐田工務店
佐田さん(左)、佐田工務店メンバーの江原さん(中央)、杉本さん(右)。

―英才教育! ではDIYには慣れていらっしゃるんですね。そんな佐田さんが、佐田工務店を結成したきっかけは何だったのでしょうか?

杉本君は家具を作っている人で、溶接のプロフェッショナル。僕が引っ越す時に、うちの家具を作ってくれたんです。
江原さんは僕にDIYを教えてくれた人で、引っ越しの時に家の家具のエイジングをしてくれました。
引っ越しが終わって、彼らや、手伝ってくれたみんなでご飯を一緒に食べていた時に「またみんなで何かやりたいね」という話になったんです。
それからDIYのイベントにみんなで出るようになりました。
そうしているうちに、今回のこのハイエースのカスタマイズの話が来たので、ふたりに「一緒にやりませんか」と声をかけました。
ふたりとも面白いことが好きなので「それは面白そうだ!」って乗ってくれたんです。

随所にこだわりが詰まった「佐田工務店 初号機」

佐田工務店初号機
「佐田工務店 初号機」。まるで大きなプラモデル。この錆びた感じにしびれる!

―それまでに車の改造のご経験はあったのでしょうか?

僕ら、車のカスタマイズはズブの素人。でもやりだしたらとことんやるタイプ。
最初来た話では内装だけでいいっていうことだったんですけど、内装だけだとおかしいよね、という話になって。
服と一緒で、ジーパンめちゃくちゃかっこいいのにTシャツがだせえ、みたいになるでしょ。それはちょっと違うんじゃないかって。
で杉本君が「外装もやりませんか?」って言い出したので「やろう!」って。決まったら早かったですね。

―チャレンジ精神がすごいですね! こちらの「初号機」で、特にこだわったポイントはどこでしょうか?

こだわったのは……全部ですね!

佐田さんと初号機
見えないところにまでこだわったという「佐田工務店 初号機」。

―全部!

そうです。細部にまでこだわりました。例えばここ(ドアを開けた所の縁を指さして)、ドアを閉じておけば見えないところなので、普通はやらないんだけど「ここは手で触るからきっと汚れるだろう」ということでエイジングを入れているんです。実際に時間が経って古びたという想像をしながらやりました。
車体の色はもともとこういう色で、くすんではいるけど外側ほど色あせてない、とかね。だから、全部にこだわっています。

―男子の夢、という感じですね! 作業をする上で、一番大変だったところはどこですか?

やっぱり内装ですかね。杉本君がやってくれたんですけど、アイアンの曲げとか、溶接とかすごくこだわってくれたんで大変だったと思います。
この木もアメリカの古材を取り寄せているので、ここが一番お金がかかっています。内装もすみずみまでこだわりました。
この看板も杉本くんが作ってくれました。

内装
基地感のある内装。憧れる……!!

この記事を書いた人

松本ジュンイチロー
1981年生まれ杉並区在住。Webデザイナー。2015年頃より乙幡啓子さん・片桐仁さんの影響を受けて工作を始める。変なものを作ってブログ上で公開したり、各種コンテストに応募したりしている。好きな時代は縄文時代。
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