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平日であっても「15日」に開催!京都「百万遍手づくり市」

平日であっても「15日」に開催!京都「百万遍手づくり市」
この記事について
京都の有名なクラフトイベント「百万遍さんの手づくり市」は、1987年に始められた青空個展会場。毎月15日に京都市左京区の百万遍知恩寺で行われます。当初こそ6、7軒だったというお店は、現在では常に50軒を超え、参加が抽選になるほど。今回はそんな手づくり市をレポートします。

平日であっても「15日」開催。それでも賑わうのがスゴイ!

手づくり市が開催されるのは、どんな平日でも必ず「15日」。曜日ではなく、日付(暦)を優先するのは京都ならではかもしれません。京都大学がすぐ目の前にあり、銀閣寺にも近いため、どんな平日でも賑わっているのが特徴。周辺にカフェやごはん屋さんも多いので、散歩がてら立ち寄る観光客の方も多くなっています。

手づくり市では「毎回、新鮮な気持ちで臨めるように」とお店の並びが固定でなく、毎回配置が変わります。そのため、ちりめんじゃこの隣にビーズアクセサリーがあるようなところもあり、「次はどんなお店かな?」とワクワクさせてくれます。`

平安楽市と同様、こちらも「手づくり」の幅は大変広くなっています。オーソドックスな布もの、ビーズもの、ガラスや樹脂ものは当然のこと、多肉植物などのグリーン、パンやコーヒー、お惣菜、ハードコアなものでは甲冑(!)が出品されていたことも。ノージャンルだからこそ、見応えのある手づくり市です。

 

手づくり市の良さといえば、なんといっても作り手さんとの距離が近いこと。「綺麗ですね!」と声をかけたり、「今日のお洋服やったら、こんなんが似合わはるん違います?」なんておすすめしてもらったり。材料や作品へのこだわりを聞くこともでき、ハンドメイドの楽しさを味わうことができます。

着物や帯のハギレも入手できちゃう!創作意欲をくすぐるお店の数々

こちらのイベントでは、お店によってハギレやボタン、カバンの持ち手など、手芸材料も買えるのが嬉しいところ。とくに、和柄の生地や帯の切れ端などが売っているのは珍しいかもしれません。本格的な和小物を製作したい!という方は必見です。

あいにくの曇り+足もとの悪い中でしたが、色とりどりのテントが並んでいて目に楽しいイベントです!

機械式時計の中身を使ったアクセサリー。スチームパンクがお好きな方にはグッと来るアイテムですね。金物系のクラフトでは他にも、本格的なナイフのお店などがありました。木彫も多かった印象です。

こちらの「macree(マクレー)」さんは、樹脂粘土を使ったアクセサリーを制作されているお店。「金太郎アメみたいに切ったものを使って製作しています」とのことです。有機的な色合いと絶妙な形が、見ていて飽きないですね。

布を使ったマグネットやブローチのお店。「ネコちゃん可愛いですね〜」とお声がけすると、「そう、ネコ大好きなのよ!」とのこと。家紋や歌舞伎の柄は、外国のお客様がよく買っていかれるとのことでした。

境内には立派な松の木が生えており、その根っこに直接、陶芸作品を並べている方も。残念ながらお写真はNGだったので、お見せすることはできないのですが、作品と風景がたいへんマッチしていて、大人気でした!

「温故知新」、伝統がありながらも新しさを感じるイベント

お寺や神社は「人が集まる場所」ということで、市場を始め、人々の交流の地であり続けて来ました。「百万遍さんの手づくり市」はまさにそういったイメージ。市の立つ日は、今出川通沿いのお店もすべて大賑わいです。

なんといってもお寺さんの境内ということで、昔ながらの「市」の雰囲気を楽しめるのがこのイベントの魅力。出町柳駅から少し(15分程度)歩く必要はありますが、ぜひのぞきに行ってみてください!

【百万遍手作り市】
住所:京都府京都市左京区田中門前町103
営業時間:8:00〜16:00
アクセス:京阪本線「出町柳」駅より徒歩15分、市バス「百万遍」より徒歩2分
公式サイト: http://hyakusan.jp/tedukuri-ichi/

編集後記
通っている大学のすぐ近くにあるので、ここでおやつを買ってから研究室へ向かうこともしばしばあります。大学は出入りが自由でベンチなどもあるので、構内に人が多いと「今日は手作り市か」と気づくことも。穴場の休憩スポットですよ。「地域密着だけど、古くさくない」のが京都っぽいポイントです!

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