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台湾の日暮里!?台湾の布問屋の9割があつまる迪化街(ディーホアジエ)に行ってきた

台湾の日暮里!?台湾の布問屋の9割があつまる迪化街(ディーホアジエ)に行ってきた
この記事について
最近日本でもじわじわ人気の「客家花布(はっかはなぬの)」も買える、ハンドメイドの聖地が台湾にはあるのをご存知ですか?いったいどんなところなのか、詳しくご紹介します!

台北のハンドメイドの聖地って?

いつも賑やかな「迪化街(ディーホアジエ)」。布問屋以外にも乾物屋や茶葉の売られている店など買い物スポットが点在しています。

台湾は美味しいものがたくさんのグルメ大国!肉汁たっぷりの小籠包や、もちもちのタピオカがたっぷりのタピオカミルクティーなど、日本でも人気のものがたくさんあります。

台湾はグルメの他にも、ハンドメイドの聖地があるってご存知ですか?

台湾中の布が集まる問屋街が台北の「迪化街(ディーホアジエ)」にあるんです。台湾らしい柄の布やリボンもたくさんあるので、お土産にもぴったり。

ハンドメイドの聖地「迪化街」とはどんなところなのか、ご紹介しましょう。

迪化街(ディーホアジエ)とは?

「北門」駅2番出口から歩くと見えてくるのが、こちらの入口です。

迪化街は「台北」駅の西にある、台北で最も古い問屋街です。迪化街にはおよそ370棟の建物が並び、そのおよそ半分は歴史的建築物。これまでに何度か改築計画が持ち上がりましたが、反対運動により取り壊しは行われませんでした。現在は景観保護区域の指定を受けています。

細長いその街の道沿いには、からすみやドライフルーツ、お茶などが並ぶ問屋街が広がります。街の中心には、たくさんのビルが売られている大きなビルがあります。

美しい街並みや建築物、問屋街での買い物を目当てに、観光客や地元の人がいつも訪れるにぎやかな街です。

アクセスは?

「北門」駅2番出口からは、ひたすらまっすぐ歩くだけで迪化街に到着します。

MRT「北門」駅2番出口からは徒歩およそ10分。MRT「大橋頭」駅1番出口、MRT「中山」駅6番出口からは徒歩およそ20分。迪化街は広いので、目的に合わせて駅を利用してください。

歴史について

こちらは、「永楽布業商場」の1階ロビーです。古くの歴史をもつ迪化街は、今では台湾を代表する問屋街として市民からも観光客からも親しまれています。

この地域には、18世紀末期から中国福建省からの移民が移り住みました。台湾北部を流れる台湾三大河川の一つである淡水河を利用した水軍の中心エリアとして、商業施設が発達します。

日本による統治が始まった20世紀初頭には、台湾随一の商業エリアとして全国から、乾物、漢方薬、お茶、布などがここに集まりました。

日本統治時代には「永楽町」と呼ばれていましたが、戦後日本統治が終わった1947年、中華民国政府により現在の「迪化街」と名づけられました。

台湾の布問屋の9割が迪化街に集まっていると言われています。

永楽布業商場で布ハンティング!

台湾中の布問屋の集まる「永楽布業商場」。ここに来れば、お目当てのものがきっとみつかるはずです!
「永楽布業商場」の二階部分です。お店には番号がつけられているので、看板の番号を見ながら進んでいきましょう。
「永楽布業商場」の三階部分です。とにかくたくさんのお店があるので、道に迷わないように注意してくださいね。

多くの乾物問屋の並ぶ迪化街のほぼ真ん中に、永楽布業商場はあります。1階は生鮮食品、2階は布問屋、3階(取材当時は3階は改装中で4階)は仕立て屋が並びます。それぞれがフロア全体にひしめき合うように並び、その数は各階につきおよそ100店舗。

さっそく布問屋のあるフロアに潜入!

さっそく布問屋のあるフロアはこのようになっています。ご覧の通り、布、布、そして布の山!
あちこちから、大量の布があふれ出ています。
通常の布以外にも、キルティング生地の取り扱いもあります。
場所の都合上か、こちらは壁から吊り下げられている大量の布見本です。

中に入ると、所せましと布が並び、初めて足を踏み入れた方は驚くことでしょう。全てを見て回ろうと思うと、とても1日では足りないほどの布が所狭しと並びます。

生地と一緒に、既製品のポーチやカバンを売っている店もあります。アイデアを拝借して、ハンドメイドもおすすめです。

布の販売が中心ですが、一部の店舗では既製品のポーチやカバンなどを買うこともできます。しかし、ちょうどいいサイズのものや自分好みにカスタマイズするには、自分で作るのがおすすめです。

永楽布業商場は、台湾中の布問屋が集まる場所。宝の山の中から、お気に入りの1枚をみつけて帰りましょう!

筆者が取材時に気になった布はこちら。

独特の色合いとかわいさがたまらない、いちご大福柄の布を発見しましたよ!

水玉模様かと思いきや、いちご大福柄なんです!半分に切られた大福からはいちごがちらり。

アジアンテイストの布ばかりではありません。北欧テイストの布だって、ほら!

こちらは、北欧テイストの鳥と木の模様がおしゃれな布。

客家花布について

台湾らしい布といえば、こちら。台湾でもじわじわと人気上昇中です。筆者はこのカラフルな色合いと花柄が大好きでたまらず、台湾を訪れると必ず買って帰ります。

台湾の民族集団が使っていたものに、「客家花布(はっかはなぬの)」があります。「客家人」という民族は、客家語を母語とする民族集団のひとつです。彼らは節約の民族で、色々な布を組み合せて衣服を作る中で中国や日本の布からの影響を受け、色染めの技術を発達させてきました。そこでできたのが、この布です。

一時は古いものとして扱われていましたが、鮮やかな色合いとレトロな魅力で、現在は人気を博し台湾を代表する柄となっています。お土産や茶器の柄などに使われているのを見たことのある人もおられるでしょう。

たくさんのバリエーションから選べるのは、台湾中の布が集まる迪化街ならでは。

ここでは客家花布を、赤、緑、黒、水色、緑、と様々なバリエーションの中から選べます。その種類の豊かさは台北随一です。同じものがまた見つかるとは限りませんので、気に入ったものがあればここで購入しておきましょう。日本ではなかなか手に入らないので台湾の思い出として持ち帰り、旅行を思い出しながらハンドメイドを楽しむのもいいですね。

材料は永楽布業商場の周辺がおすすめ

布を探すには永楽布業商場がおすすめですが、手芸材料はその近くにある手芸店がおすすめです。筆者おすすめの2店舗をご紹介しましょう。

服装材料

永楽布業商場から徒歩1分!今度はたくさんのチロリアンテープが売られている「服装材料」に行きましょう。

こちらは、台湾の民族のチロリアンテープが売られているお店。飾りがついた凝ったデザインのものもあり、台湾らしいデザインなのでお土産にもぴったりです。

壁一面に、さまざまな柄のチロリアンテープが並んでいますよ。
こちらが、台湾の民族柄のチロリアンテープです。幅もさまざま。
通常のチロリアンテープに加え、ポンポンのついた凝ったデザインのものもありました。

介良

今度は「介良」へ。「永楽布業商場」の真向かいにありますよ。

こちらも、手芸材料がたくさん売られているお店です。

台湾デザインのチロリアンテープも、もちろんありますよ。

こちらにも、台湾デザインのチロリアンテープがたくさん売られていました。

シンプルな布をこの客家花布のバイヤステープでふちどりしたら、素敵ですね。

こちらのお店では、客家花布のバイヤステープを発見!持って帰りたいけれど、布はかさばるし荷物が重くなるのは困るなあ、という方におすすめです。

この記事を書いた人

みなみなみ
フリーランスライターです。文章で人を感動させるべく、執筆活動をしています。ハンドメイドってなんて楽しいんだろう、これとこれを組み合わせればかわいいものがきっとできる、というわくわくは世界共通!そんな気持ちをたくさんの人たちと共有していきたいです。
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