
雄鶏社の”あの名著”が新図案を追加して復刻!
今回ご紹介する書籍、「クロスステッチ フォークロア〜東欧刺繍のモチーフ&パターン〜」は、旧版「クロスステッチ フォークロア」(2005年:雄鶏社刊)にさらに16ページを増やし、新模様20点とテクニック解説が新しく加えられています。
10カ国150余点の模様が収録されていて、クロスステッチのお手本としてはもちろん、図柄を見ているだけでも楽しめます。
さらに、模様にまつわる周辺情報が紹介されていたり、『下田 直子』さんをはじめとする、6名のデザイナーによる作例も掲載されているなど、クロスステッチの魅力が満載!
伝統の”民族刺繍”を、存分にお楽しみいただける一冊です。
『テレーズ・ド・ディルモン』さんの刺繍コレクションから生まれました
19世紀も終わろうとするころに、西に東にヨーロッパの各地をめぐり、刺繍の見本を集めていた女性、『テレーズ・ド・ディルモン』さん。
今はなくなってしまったDMCミュルーズ美術館には、彼女のコレクションが保存されていました。
小さな台帳にまとめられ、その端には出所を明かす美術館の名が書き添えられています。
もしや、国宝級のお宝が…?あるかもしれない。
その思いで、台帳の中からクロスステッチで刺せるフォークロア刺繍を選び出しました。
そのひとつひとつの模様をサンプラーに刺しおこし、図案ともに紹介したのが「クロスステッチ フォークロア〜東欧刺繍のモチーフ&パターン〜」です。
様々な国の”クロスステッチ”図案が美しい
ブルガリアのかわいい花の連続模様、ポーランドの素朴なボーダー柄、トルコのボーダー柄には聖樹「生命の樹」が並びます。
花柄や幾何学柄、ボーダー柄は多種多様です。
クジャク、太陽、ぶどう…、信仰や自然に由来する模様もたくさんあります。
伝承されてきた”テクニック”にも注目!
国ごとに違う模様の多彩さがフォークロアの大きな魅力ですが、もうひとつ見逃せないのが伝承されてきた、その”テクニック”です。
たとえば、モラビィアの”古いシュミーズ”に用いられていた柄は、クロスのまわりを”スラブステッチ”で埋めつくすものだそうで、あまり知られていない様々な工夫が、クロスステッチ刺繍をさらに面白くしているのかもしれません。
【目次抜粋】
序
ウクライナ
ルーマニア
ブルガリア
ハンガリー
クロアチア&マケドニア
コーカサス
チェコ&スロバキア
トルコ
ポーランド
セルビアモンテネグロ
その他
テクニック&テンプレート
制作者紹介
商品概要
【クロスステッチ フォークロア〜東欧刺繍のモチーフ&パターン〜】
定価:本体1,800円+税
仕様:B5変判、96ページ
配本日:2018年3月7日(水)
発売元:株式会社誠文堂新光社
※ここに掲載されている情報は、発表日時点の内容となります。通知なく変更となる場合がございますのであらかじめご了承くださいませ。
【著者プロフィール】
作品制作:下田 直子(手芸作家)、勝屋 まゆみ(デザイナー)、若山 夏子/平山 良佳(ファッションデザイナー)、三園 麻絵(ファッションデザイナー)、野木 陽子(ファッションデザイナー)
刺繍制作:大塚 あや子(刺繍作家)/西須 久子、伊東 保子 、奥村 美紗子、吉川 真理子(ともに刺繍家)
文:小宮 真喜子(もと文化学園服飾美術館学芸員)、吉村 葉子(日仏生活文化研究家)
テクニック監修:西須 久子
刺繍コレクション:Therese de Dillmont(テレーズ・ド・ディルモン)刺繍家。1846年オーストリアに生まれる。ウィーン刺繍アカデミー(L’Academie de broderie de Vienne)に学び、1884年DMCとの出会いのもと、ミュルーズ近郊ドルナッハに移り住み、刺繍学校を設立。1886年「手芸百科事典」(encyclopedia des ouvrages de dames)を出版。刺繍をはじめレース、マクラメほかの見本を世界各国に求め集成したことでも有名。
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