
心の躍動が感じられるかのような作品が魅力『下田直子』さん
現代手芸家の最高峰のひとり、『下田直子』さん。
まさにつくることを楽しむ心の躍動が感じられるかのような『下田直子』さんの作品群は、圧倒的な完成度と確かな技術、類まれな色彩感覚で丁寧に仕上げられています。
現代の手芸家の中でも人気を誇る作家として、その作品の魅力とともに、プロアマを問わず憧れの存在なのですね。
これまで下田さんの展覧会では、京都えき美術館、日本橋三越本店、博多阪急で、のべ6万人を集客し、それぞれの会場で観覧者のため息を誘いました。
手芸の概念を覆す完成度の高さと仕上げの確かさ、とりわけ色の組み合わせが絶妙で、多色使いの作品でも、破たん無くまとめる力は一流。
今回ご紹介する展覧会では、『下田直子』さんが手芸家としてデビューしたころのニットウェアから、最新刊「手芸のイデー」の作品まで、その歴史をたどるような構成になっていて、約300点に及ぶ展示物のなかでも、30%を占めるバッグ類がはまさに圧巻!
独創的で素敵な『下田直子』さんの魅力的な作品、ほんの少しだけ見てみましょう♪
縦横無尽なハンドクラフトの下田直子さんの作品たち
編み物、刺しゅう、スモッキング、アップリケ、スパンコールやビーズワークを多用した刺しゅうなどを縦横無尽に使いながら、植物柄やオーナメントをちりばめ、最後にはまとまりよく、品格さえ備えた作品へと昇華しています。
フランスの装飾箱・カルトナージュも下田直子の手にかかると、なんともかわいくセンスの良い作品に仕上がってしまいます。
今や下田直子の代名詞にもなっている総ビーズ、総スパンコールのがま口も、古いものは既にアンティークの香りすら漂わせています。
下田直子さんの最新刊「手芸のイデー」の作品も展示されます
最新刊の「手芸のイデー」(日本ヴォーグ社刊・2月末発売予定・本体予価1,800円+税)からは、新作バッグ10点の他、今一番お気に入りというバッグチャームの一連の作品が見ものです。
「つくってみたい」気持ちを最大限に刺激する『下田直子』さんのハンドクラフト作品。
東京ではしばらくお目にかかれない数々の作品が「CRAFTING ART GALLERY」会場で展覧されます。
手芸ファンのみならず、アートごころやデザイン魂にも火をつけてくれる、見逃したくない展覧会。
素敵な刺激と出会いを求めて、出かけてみてはいかがですか?
【下田直子ハンドクラフトと新刊「手芸のイデー」プレミア展】概要
【下田直子ハンドクラフトと新刊「手芸のイデー」プレミア展】
開催地:CRAFTING ART GALLERY
住所:東京都中野区弥生町5-6-11 ヴォーグビル2F
日程:2018年1月6日(土)~1月14日(日) ※会期中無休
時間:午前10時~午後6時 ※入館は閉館の30分前まで
入場料:一般500円 学生300円 高校生以下無料
アクセス:電車:東京メトロ丸ノ内線 「中野富士見町駅」徒歩7分 バス:京王バス
新宿駅(西口)から 【宿32】 佼成会聖堂前行き 「弥生町5丁目」約16分下車徒歩2分
新宿駅(西口)から 【宿33】 永福町行き 「南台図書館」約15分下車徒歩2分
※ここに掲載されている情報は、発表日時点の内容となります。通知なく変更となる場合がございますのであらかじめご了承くださいませ。
■URL
http://www.tezukuritown.com/gallery/shimoda-idees/
■主催
日本ヴォーグ社 motif
■後援
公益財団法人 日本手芸普及協会 (株)ヴォーグ学園